標高差:89m
累積標高差:400m

2017年09月21日


宍粟50山に戻る

兵庫県宍粟市一宮町
周回時間:2時間19分
出石山までの登り:21分

熊ノ原までの登り:47分
岡ノ上までの登り:1時間40分

宍粟別撰5山から抜粋
暁晴山西側に派生する、軍馬訓練の土塁跡を起点 としたのびのびと登山ができるコース。
高原の雰囲 気を楽しめ、緑の美しいイヌワラビの原が広がり、ピクニック気分で大人から子どもまでが景観を楽しめる。 岡ノ上三山と対峙するの暁晴山にも30分ほどで登ることができる。

Road Map :R29を北上し、一宮町 東市場を左折し県道8号線を辻峠手前で林道峰山線に入る。
Route Map:登山口@から登り始め、出石山、熊ノ原、岡ノ上を登り、登山口Aを経由して登山口@に戻る。
宍粟50山』    宍粟の山らしく何の取り得も無い山だった。 紅葉時のハイキングには良いかも知れない。
岡ノ上三山
宍粟50山に別撰5山が追加されて2つ目の山だったが、相変わらず名山を感じつ所は何もなく、早く名山の表示をやめるべきと思う。ハイカーが間違った期待をしない様に宍粟50名山 ⇒ 宍粟の里山で良いのでは。
1山で終える
この後に別撰5山の藤ヶ峰、又は直ぐ隣の暁晴山に登る予定であったが、気力を無くして、天気が良いのでもったいないが1山で終えることにした。
51〕岡ノ上三山
おかのうえさんざん
出石山 (1,050m)
熊ノ原 (1,015m)
岡ノ上 (949m)
林道峰山線は我が古いカーナビにも手持ちの地図帖にも出て来ないので、峰山高原経由で探した。脇道に入る所には道標が出ていて登山口@の駐
車場は直ぐに判った。登山口Aはこの先であるが、登り方向の林道では
無く、下り方向の広い林道に入る必要がある様だ。
今日は登山口@から登り、登山口Aに下山する予定である。
気温14℃、Tシャツでは寒い。8時14分に歩き始める。
雑木の樹林帯なので雰囲気は悪くないが、下草が無くどこでも歩ける状
態なので道を失いそうであるが、赤テープが沢山吊るしてあるので、赤
テープを追えば道間違いが無さそうだ。左手には土塁が伸びているので、土塁沿いに歩くのも有りと思う。
登山道としての踏み跡は薄いが判らない程ではなかった。
土塁が長く続いていたが、これが土塁だと知っていないと
ただの土手に見えてしまう。知った所で何の意味も無いが・・・
登山口から10分で車が充分走れる立派な林道に出る。この林道は駐車場から右手に伸びていた登り側の林道なのだろう。登山道は林道の対面を入って行く。
再び同じ雑木の樹林帯に入る。土塁はまだ伸びているので、かなり長い軍馬訓練場があったのだろう。
登山道が広い樹林帯から展望の良いヤセ尾根道になると、前方に標識が見えて来た。
21分にてあっ気なく ”出石山”(1,050m)に着く。”ひついしやま”と読む様だ。
ピーク感が無く周辺の樹林の背丈が高く、展望が良いとは言えない。
西南方向にはアンテナ群でそれだと判る ”暁晴山”(1,077m)が見えたいた。暁晴山には過去3回登っているので、出石山を見ていたと思うが、知名度の無い山なので認識はない。
分岐点からまずは ”熊ノ原”を目指す。
広い尾根筋を緩やかに下って行く。赤いテープは少なくなったが、適所には吊るしてあった。
踏み跡は薄く、テープを追わないと道を失ってしまう。
道標に寄ると熊ノ原へは林道を歩いて行く様だ。
緩やかに下り続けると林道が見えて来た。先程、横断した林道の様である。宍粟市の登山地図には、この辺りに山上公園がある様になっていたが、それらしき物は何も無かった。秋葉山の展望台同様にウソなのか。
林道歩き3分程で熊ノ原への取付きに着く。
車で充分走れる立派な林道には3ヶ所に熊ノ原への道標があった。
取付きから少し登ると ”乙女岩”があった。まぁそれなりの形をしていた。
岡ノ上三山にはこの名勝しかないのだ。
広い登山道に出ると既に山頂が見え出した。
熊ノ原の山頂からは360°こんな感じの展望になっている。
47分にて ”熊ノ原”(1,015m)に着く。ピーク感はまったく無く、展望もまったく無い山頂で、こんな山に案内するなよ!の気持ちになる。
林道から出石山の分岐に戻って行く。
1時間06分にて出石山の分岐点に戻り、岡ノ上方向へ進んで行く。
雑木林の中では気持ちの良い登山道であったが・・・
樹林が無くなるとシダが生い茂り、登山道を見失う様になってしまうが、この時も赤いテープを探しながら登山道を見付ける。
宍粟市の登山地図にも記載されていた”展望地”があった。
展望地からの北々西方向の展望。樹木の背丈が高く、広い範囲は見えない。
場所を少しずらして北方向を見る。共に遠望であり大した展望では無かった。
1時間23分にて林道に出る。積雪している様に見えたのはコンクリートの簡易舗装に白さでそう見えたのだった。道標には落書きで ”作業道を下る”と書いてあった。いつも感じるのだが落書きは的を射抜いてくれている。
緩やかに下って行くと前方に積雪している様な白い林道が見えた。
下草の無いヒノキの樹林帯を進んで行くが、ここも道が不明瞭であり、
赤テープに頼ることになる。
林道を下って行くと右手に ”岡ノ上”への道標が見えた。
シダ原に出るが、シダの背丈が低かったので踏み跡を見失うことは無かった。
山頂へは緩やかに登って行く。三山を通してきつい登りはなかった。
1時間40分にて ”岡ノ上”(949m)に着く。
これで三山を登り終えて少しは山らしいのは ”出石山”だけだった。
山頂標識が見えて来た。残念ながら山頂には見えない。
山頂から背伸びすると北側の展望が少し見えた。展望が無いよりかはましだ。
林道に戻り、下山に入る。
長い林道を下って行く。
車止めの直ぐ下側、メインの林道との合流点に登山口Aの道標が立っていた。ここまでは車で来られる様だ。
しっかりした車止めゲートがあった。この直ぐ下が登山口Aとなる。
三山周回2時間19分にて登山口@の駐車場に戻る。平日なのに車が3台増えていた。これはおいらと同じ別撰5山が追加された効果なのだろう。
更に登山口@へ林道を歩いて行く。
秋を感じるススキの向こうには暁晴山が見えていた。